プロフィール
てぃんくるさんは、同人サークル「てぃんかーべる」を1996年に立ち上げ、その後ゲーム原画家としてデビューしました。2000年に「眠れる森のお姫さま」で原画家デビュー。その後ライトノベルや漫画のイラストも手掛け、幅広く活躍されています。元々は5人組で活動していたイラスト・漫画家集団でしたが、2003年頃から主に「はるかぜせつな」氏の名義となり、2010年以降はベル氏が脱退し、現在はアシスタントと共に活動しています。好きなもの・テーマとして、紅茶、ビターチョコレート、フリルとレースなど、繊細で美しい世界観が伺えます。
代表作
- 「ロウきゅーぶ!」(挿絵/蒼山サグ著・電撃文庫)
- 「天使の3P!」(挿絵/蒼山サグ著・電撃文庫)
- 「マテリアルゴースト」(イラスト/葵せきな著・富士見ファンタジア文庫)
- 『月夜茶会』(画集)
- 『密夜茶会』(画集)
評価
てぃんくるさんの作風は、「華麗な色彩と繊細なタッチ」で描かれる幻想的かつかわいらしい少女たちの世界が特徴とされています。その高い画力と美少女キャラクターの魅力が多くの支持を集め、ライトノベル挿絵や画集でも成果を上げています。ウィキペディアでは、ゲーム原画からライトノベルへと領域を広げ、メディアミックスにも恵まれたと記されています。一方で、初期のゲーム作品について「絵ゲー」と揶揄されるようなシナリオ面の評価も見られ、「絵の魅力が先行する」というコメントもあります。総じて、美少女イラスト界における確固たる存在感を持ち、ファンからは「レースやフリル、ケモノ耳など細部にこだわった衣装表現」などが支持されています。








