しらび「ライトノベル界を照らす新時代の絵師」

プロフィール

しらびさんは、埼玉県在住のイラストレーターです。2010年に商業デビューを果たし、ライトノベルの挿絵を中心に活動を開始。高校2年の秋からデッサンや油絵を学び始め、2007年ごろからイラスト制作を本格的に始めたとされています。主にペイントツールSAIを用いて制作を行っているとのこと。作品制作の過程では、ラフ → 線画 → 彩色の流れを大切にし、色彩表現や質感にこだわりを持って描かれているそうです。


代表作


評価

しらびは、柔らかく繊細な線と、鮮やかでありながらも落ち着いた色彩表現を併せ持つ作風で知られています。ファンからは「SF的要素を感じさせる」「重厚感がありつつキャラクターが自然に馴染むタッチ」といった評価も見られます。ライトノベル業界での評価も高く、『このライトノベルがすごい!』のイラストレーター部門では、2017年・2018年に8位入りし、続く2019年・2020年では1位を連覇しました。特に「りゅうおうのおしごと!」の人気と、将棋ブームとの連動で知名度が向上したとの指摘もあります。また、アニメ化作品やメディア展開のある作品を担当することで、視覚表現を通じて作品と読者を結ぶ役割を果たしていると評価されます。