refeia「理論と感性が紡ぐ美少女画の匠」

プロフィール

refeia(レフェイア)さんは、岐阜県出身の男性フリーイラストレーターです。工学修士課程を修了し、メーカーでの研究開発職を経てイラストレーターへ転身したという、異色の経歴を持つクリエイターです。その理系的なバックグラウンドを活かし、感覚だけに頼らない「論理的な描画」や色彩設計を構築しているのが最大の特徴です。現在はフリーランスとして活動する傍ら、美術学校の非常勤講師も務め、自身の理論をまとめた技法書が出版されるなど、教育者としても高い信頼を得ています。


代表作

  • ライトノベル挿絵『聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)』(GA文庫)
  • ライトノベル挿絵『双界のアトモスフィア』(富士見ファンタジア文庫)
  • ライトノベル挿絵『疾走れ、撃て!』(MF文庫J)
  • ライトノベル挿絵『あるいは現在進行形の黒歴史』(GA文庫)
  • ゲーム原画『僕がサダメ 君には翼を。』(暁WORKS)
  • キャラクターデザイン『天華百剣 -斬-』(DeNA)
  • キャラクターデザイン『こいけん!』(ベクター)
  • 画集『q-o ‐refeia visual record‐』(廣済堂出版)
  • 技法書『萌え絵の教科書』シリーズ(三才ブックス)

評価

refeiaさんの作品は、緻密に計算された構図と、キャラクターがまとう「空気感」の表現において非常に高く評価されています。特に、少女のあどけなさと上品さを両立させる描画技術や、髪や衣服の揺らぎによる空間演出は見る人を惹きつけます。また、元エンジニアならではの視点で描かれるメカニックやガジェットの説得力ある描写も魅力の一つです。「萌え」という感覚的な要素を論理的に言語化・体系化できる稀有な存在であり、そのノウハウは多くの絵描きにとっての道しるべとなっています。